JLPT N1
Japanese Reading Practice
日本語で日本のニュースを読む
2021年10月23日
コロナに関する日本のニュースを読んでみましょう。
(コロナ:COVID-19)
・日本の現在のコロナの状況
全国的に、コロナの新規感染者数が急激に減少しています。
(感染者数:confirmed cases)
(感染者:infected people)
(感染する:to be infected)
10月22日の国内の新型コロナウイルスの新規感染者数は325人。
(新型コロナウイルス:COVID-19)
(ウイルス:virus)
この数字は、海外からの帰国者(空港での検査で検出)を含んでいます。
国内の重症者は、前日より43人減少して、217人。
(重症者(重症患者):a patient with a serious illness)
死者は12人。
東京都を見てみると、22日の新規感染者数は26人。
一週間前から31人減少しています。
一日の新規感染者数は、今年に入ってから最小となっています。
感染者が急激に減少した理由は、いくつか指摘されています。
その一つには、ワクチンの接種があります。
(ワクチン:vaccine)
(接種: inoculation, vaccination)
高齢者の感染者数が減少していますが、これは、ワクチンの効果だと考えられています。
(高齢者:the elderly)
感染者の減少にともなって、緊急事態宣言は、9月30日、全国的に解除されています。
(緊急事態宣言:declaration of a state of emergency)
(解除する:to lift)
また、各県が実施している時短営業などの制限も、順次解除されています。
(時短営業:店の営業時間(business hours)を短くすること)
次第に、日本国民の生活は通常に戻りつつあります。
しかし、冬にかけて感染者数の増加が予想されています。
現在、年末に向けた新たな対策が進んでいます。
・ワクチンについて
現在、国内のワクチン接種率は70%です。
これは、70%の国民が、少なくとも一回はワクチンを接種していることを意味しています。
しかし、まだ30%は未接種(一度も接種していない状況)です。
ワクチンの副反応については、いくつか、報告されていますが、現時点では、大きな問題となっていません。
(副反応:side effect)
現状、海外のワクチンを利用していますが、国産ワクチンの準備も進んでいます。
日本国内におけるワクチンの開発は「塩野義製薬」によって進められています。
(塩野義製薬:SHIONOGI & CO., LTD.)
(製薬:drug manufacturing)
すでに小規模な臨床試験を完了し、3000人を対象にした大規模な臨床試験を開始しました。
(臨床試験:clinical trial)
年内に、安全性や有効性を確認し、承認を申請する予定です。
現時点では、安全性の問題は指摘されていません。
また、現在、ブレークスルー感染について、注目されています。
(ブレークスルー感染(ブレイクスルー感染):breakthrough infection)
ブレークスルー感染とは、ワクチンを接種した後に、感染することです。
ブレークスルー感染がどの程度起きるかが、今後の状況に大きく影響すると考えられています。
・今後
現在、日本は第五波が終息した状況です。
(第五波:fifth wave)
(終息する:to end)
しかし、冬にかけて、再度、感染が拡大すると予想されています。
つまり、第六波の来ることが想定されています。
現在、コロナの治療薬がいくつか開発されています。
(治療薬:remedy)
その中でも、軽症者向けの飲み薬が、注目されています。
(軽症:a mild case)
これが、第六波に向けた重要な対策になると考えられています。